コラム
AED講習会を実施しました~いざという時のために~
- 作成日:2025.01.25
- 更新日:2025.10.04
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SECOMによるAED講習会
2025年1月25日、SECOMの講師の方をお招きし、社員全員を対象としたAED講習会を実施しました。
先月、弊社にAEDを設置したばかり。でも、「設置しただけ」では意味がありません。いざという時に正しく使えなければ、命を救うことはできないからです。
ほとんどの社員が「初めて」
講習会が始まる前、社員に尋ねてみました。
「AEDを使ったことがある人は?」
手を挙げたのは、消防団経験者の数名のみ。ほとんどの社員が、AEDに触れるのも初めてでした。
不安そうな表情を浮かべる社員たち。 でも、講師の方の丁寧な説明が始まると、全員が真剣な眼差しで耳を傾けました。
「意外と簡単」でも「正しく学ぶ」ことが大切
講習では、実際のAEDを使った実技訓練も行いました。
「電源を入れれば、音声ガイダンスが指示してくれる」 「パッドを貼る位置も、イラストで示されている」
思っていたよりも「簡単」だと感じた社員も多かったようです。
でも、だからこそ**「正しく学ぶ」ことが大切**だと講師の方は強調されました。
- 倒れている人を発見したら、まず何をすべきか
- 周囲の人にどう協力を求めるか
- AEDが到着するまでの心肺蘇生の方法
- AEDの電気ショック後の対応
一連の流れを正しく理解していないと、いざという時にパニックになってしまいます。
「使わない日」を願いながら、「使える準備」を
講習を終えた社員からは、こんな声が聞かれました。
「実際に触ってみて、安心しました」 「もし目の前で誰かが倒れても、落ち着いて対応できそうです」 「家族にも教えてあげたい」
AEDは、使わない日が続くことが一番の幸せです。
でも、万が一の時に「使えない」では意味がない。
だからこそ、今回のような講習会を通じて、全員が「使える準備」をしておくことが重要なのです。
健康経営は「予防」と「備え」の両輪
弊社が健康経営に取り組む理由は、社員が健康で、楽しく、ストレスなく働ける環境を作るためです。
そのためには、野菜摂取量の測定やストレスチェックといった**「予防」の取り組みも大切ですが、同時にAEDの設置や講習会といった「もしもの時への備え」**も欠かせません。
今回の講習会は、その「備え」を一歩前進させる機会となりました。
命を守る準備は、できている。 あとは、その日が来ないことを祈るだけです。
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