コラム
金曜日の改善活動─チーム『善し良し』が階段壁面を黒く塗装
- 作成日:2025.07.04
- 更新日:2025.10.05
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全員で30分間の改善活動、今回はチーム「善し良し」
毎週金曜日、弊社では全チームが同時に30分間の改善活動を実施しています。
今回取り上げるのは、チーム「善し良し」。
彼らが取り組んだのは、2階へ上がる階段の壁面塗装です。
あの苦労を忘れないために
この階段の壁面には、過去に苦労した絞り品の失敗作が壁一面に飾ってあります。
「あの苦労を忘れないように」
失敗を隠すのではなく、あえて飾る。それが、ツカダの姿勢です。
失敗は恥ずかしいことではありません。失敗から学び、次に活かすこと。その大切さを忘れないために、失敗作を目に見える場所に残しています。
色褪せた壁を、黒く塗り直す
でも、長年の間にこの壁の色がかなり色褪せてきました。
「せっかく失敗作を飾っているのに、これじゃもったいない」
チーム「善し良し」は、壁を黒く塗り直すことを決めました。
この写真は、その養生をしている途中です。マスキングテープで丁寧に養生し、塗装の準備を進めています。
仕事は準備・段取りが大事
塗装作業において、最も大切なのは準備です。
養生が甘ければ、塗料が飛び散ります。 下地処理が不十分なら、塗料がきれいに乗りません。 段取りが悪ければ、30分では終わりません。
チーム「善し良し」のメンバーは、丁寧に、確実に、準備を進めています。
この姿勢こそ、モノづくりの基本です。仕事の質は、準備と段取りで決まる。それを、改善活動を通じて実践しているのです。
かっこよくなることを期待しています
黒く塗り直された壁に、失敗作が並ぶ。
きっと、引き締まった雰囲気になるはずです。
失敗を恥じるのではなく、失敗から学んだことを誇りに思う。そんなツカダの姿勢が、より際立つことでしょう。
チーム「善し良し」の皆さん、丁寧な準備作業、ありがとうございます。
完成が楽しみです。かっこよくなることを期待しています。
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