コラム
大手鉄道企業様からAI笑顔判定システムについてのご相談 ~ 小さな会社の1年5ヶ月の取り組みが、大企業の目に留まった
- 作成日:2025.11.10
- 更新日:2025.11.11
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INDEX
このたび、大手鉄道企業様からホームページ経由で、予期しないお問い合わせをいただきました。ご相談内容は、当社が導入・運用している「AI笑顔判定システム」についての導入方法についてです。
従業員数24,000人と17人の出会い
今回のお問い合わせで素敵だなと感じたのは、以下の点です。従業員24,000人の大手企業が、岐阜の片田舎にある従業員17人の小さな会社のホームページを見つけてくれたこと。そして「やり方が分からないので、教えてくれ」と、わざわざお問い合わせをくださったこと。
大企業だからこそ、内部での承認プロセスは複雑で、予算措置も簡単ではありません。しかし、その大企業が「小さな会社の取り組み」に興味を持ち、教えを乞う姿勢を示してくださった。この信頼感に、心から感謝しています。
AI笑顔判定システム ~ 1年5ヶ月の地道な取り組み
当社のAI笑顔判定システムの導入は、2023年から始まりました。毎週金曜日の朝礼時に、社員全員で笑顔判定システムを使用します。AIが従業員の笑顔を判定し、スコアを可視化する。単なる「笑顔の測定」ではなく、この仕組みを通じて、従業員の「心身の健康状態」を把握し、職場環境の改善につなげる取り組みです。
1年5ヶ月、この取り組みを継続してきた結果、朝礼時のコミュニケーションが活性化され、従業員同士の対話が自然と増えました。笑顔スコアの変化から、その日の調子や心身の状態に気づくきっかけが生まれ、「スコアを上げるために、どうしたらいいか」という前向きな議論が増えています。何より、単なる健康診断ではなく、日々の「笑顔」を通じた、実践的な健康経営の仕組みが構築できました。
これまで、この取り組みについては、ホームページで情報を公開していました。しかし、正直なところ、「本当に関心を持ってくれている企業があるのかな?」という半信半疑の状態でした。今回、大手企業からのお問い合わせをいただいたことで、「この取り組みは、確実に誰かの役に立っている」「続ける価値がある」という確信が生まれました。
ホームページの力を実感
今回のお問い合わせは、当社にとって一つの大切な気づきをもたらしてくれました。ホームページは、単なる「企業情報を掲載するツール」ではなく、「想いや取り組みを世界に発信するメディア」なんだということ。
小さな会社の地道な取り組みでも、ホームページを通じて発信することで、それを必要としている人や企業に届く。その結果、思いがけない信頼関係が生まれ、協業や知見の共有につながる。このサイクルの素晴らしさを、改めて実感しています。
知見の共有 ~ 「惜しげなく教えます」という姿勢
当社は、今回いただいたご相談に対して、AI笑顔判定システムの導入方法や運用ノウハウについて、詳細にお答えさせていただきました。理由は、シンプルです。もし他の企業様も、この取り組みを通じて従業員の心身の健康を支援できるなら、それは素晴らしいことだと思うからです。
同様の健康経営の取り組みを検討されている企業様、「AI笑顔判定システムについて、もっと詳しく知りたい」という方がいらっしゃいましたら、ぜひお気軽にご相談ください。当社の1年5ヶ月の実践経験から得られた知見、導入時の工夫、運用上のコツなど、惜しげなくお伝えします。ホームページの「お問い合わせフォーム」からご連絡いただければ、幸いです。
最後に ~ 小さな会社の地道な取り組みの価値
大手企業と小さな会社の規模は、比較にならないかもしれません。しかし、「従業員の心身の健康を大切にしたい」「職場環境を改善したい」という想いは、企業の大小を問わず共通しています。
今回のお問い合わせは、当社に一つの大切なメッセージをくれました。「どんなに小さな会社でも、地道に真摯に取り組み続ければ、その想いは必ず誰かに届く」。これからも、当社は健康経営への取り組みを続けます。そして、その知見が、日本全国の企業様の役に立つことを願っています。
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