航空自衛隊基地を訪問~航空産業への新たな挑戦~

GACCT訪問団として各務原基地へ

2025年1月22日、GACCT(岐阜航空部品クラスター)のメンバーとして、各務原航空自衛隊基地を訪問しました。

快晴の青空の下、巨大な輸送機「C-1」の前で記念撮影。普段は決して入ることのできない場所に立ち、航空自衛隊の現場を肌で感じる貴重な機会となりました。

整備の現場から学ぶモノづくりの真髄

今回の訪問では、航空機の整備を行う建屋内部を見学させていただきました。

そこで目にしたのは、極限まで追求された精密さと安全性でした。

航空機の部品は、一つひとつが人命に直結します。0.1ミリの誤差も許されない世界。過酷な環境下でも確実に機能しなければならない信頼性。そして、何十年にもわたって使い続けられる耐久性。

「モノづくり」という点では同じでも、その厳しさのレベルは想像を遥かに超えるものでした。

基地司令との意見交換で見えた可能性

見学後は、基地司令の方との意見交換の機会をいただきました。

弊社の技術についてもお話しさせていただきました。

  • CFRP(炭素繊維強化プラスチック)の打ち抜き技術
  • ヘラ絞り加工技術

これらの技術が、いつか防衛装備品に貢献できる日が来るかもしれない。

そう考えると、胸が高鳴りました。

航空産業への挑戦は続く

弊社は、これまで自動車部品や建築資材など、様々な分野の金属加工を手がけてきました。

そして今、新たな挑戦として航空産業という分野に目を向けています。

GACCTへの参加も、その一環です。岐阜県は航空機産業の集積地であり、川崎重工業をはじめとする航空機メーカーや、多くの部品サプライヤーが集まっています。

この地の利を活かし、弊社の技術を航空産業に活かせないか。

今回の基地訪問は、その可能性を改めて確信する機会となりました。

高みを目指すモノづくりへ

航空機部品に求められる品質基準は、極めて高いものです。

でも、だからこそ挑戦する価値がある。

高い目標に向かって技術を磨くことで、社員の技術力も向上します。厳しい基準をクリアする努力が、他の分野の製品品質向上にも繋がります。

「できない理由」を探すのではなく、「どうすればできるか」を考える。

それが、弊社のモノづくりの姿勢です。

いつか、弊社の技術が空を飛ぶ日を夢見て。 これからも、挑戦を続けていきます。

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