お知らせ
ヒゲバリも、油汚れもNG。8年の積み重ねから、導電性樹脂の新しいご相談へ

9月29日、導電性樹脂の加工について、お客様がツカダへお越しくださいました。加工のお話を伺い、見積もりのご依頼をいただきました。まだ受注が決まったわけではありませんが、これまでの仕事の積み重ねが、また新しいご相談につながったことをうれしく感じています。
導電性樹脂の量産は、2018年8月から
ツカダでは、2018年8月から、真空成形された導電性ポリスチレンへの穴あけ加工を量産でお引き受けしてきました。以来8年間、定期的に数千個単位のロットを納品させていただいています。
この仕事で特に大切なのは、「ヒゲバリを出さないこと」と「油を付けないこと」。穴があけば、それでよいという仕事ではありません。
小さなヒゲバリを防ぐために、金型の精度を追い込む
穴の縁に残る、ヒゲのような細かなバリ。それが製品に付着すれば、異物となってしまいます。だからこそ、超高精度の金型が必要です。
ツカダでは、CFRPの打ち抜き研究で培ってきた精密な金型づくりと、金属プレスのせん断の技術を、この樹脂の穴あけにも生かしてきました。素材が変われば、求められることも変わります。お客様が困っていることに向き合い、金型と加工の両方から考える仕事です。
油を付けないために、触れるところまで管理する
もう一つの条件は、油汚れが厳禁であることです。金型の精度がよくても、加工品に油が付いてしまえば、求められた品質にはなりません。
普段からの設備の清掃に加え、この加工では、プレス機の操作パネル全体を新品の透明シートで覆い、起動ボタンに直接触れないようにしています。作業手袋も、精密検査用の新品を使います。製品だけを見るのではなく、その製品に触れる手や、手が触れる場所まで気を配る。そうして、油を付けない管理を続けています。
8年間、クレームなく納めてきたこと
こうした管理を重ねながら、定期的な量産を続け、この8年間、ヒゲバリなどのカスや油分の付着について、一度もクレームをいただいていません。
一度きれいに加工できることも大切ですが、それを繰り返し、安心して任せていただける仕事にしていくことも大切です。毎回の加工と管理を続けてきた現場の積み重ねを、私は誇りに思っています。

量産の積み重ねが、新しいご相談につながる
こうした仕事をこなしてきたことで、今では複数の真空成形会社様から、加工のご相談をいただくようになりました。今回のご来社と見積もりのご依頼も、そんな流れからつながったお話です。
今回も、まずはご相談の内容にしっかり向き合い、見積もりを進めていきます。8年間の経験を、新しいお客様の困りごとを解く力にしていきたいですね。
「樹脂に穴をあけたいけれど、ヒゲバリや油汚れが心配」「今の加工方法ではうまくいかない」。そんなときは、どうぞ気軽に声をかけてください。素材と求める品質を一緒に確かめながら、できる方法を考えていきます!
※画像は当社の工場・事務所を参考に制作したAIイメージです。実際の製品・設備の細部・作業場面や、今回ご来社されたお客様を写したものではありません。